YUKIO MISHIMA ~THE DEATH OF A MAN
三島由紀夫 ~男の死
三島由紀夫 /横尾忠則 /撮影:篠山紀信
サイズ:30.4×21.8cm、ハードカバー
1970年11月25日に東京・市谷の自衛隊駐屯地で割腹自殺した作家・三島由紀夫が死の直前に企画、写真家・篠山紀信氏による撮影を終えながら、その内容が三島の自決を連想させることから刊行できず「お蔵入り」となった写真集「三島由紀夫~男の死 (YUKIO MISHIMA ~THE DEATH OF A MAN)」 。
この“幻の写真集”が、2020年、三島自決後半世紀を経て「米国版出版」という形で、ようやく日の目を見たものです。
決闘に敗れた剣士、切腹する侍、倒れたバイク乗り、競技中に吊り輪にぶら下がったまま絶命した体操選手などに三島自らが扮し、独自の美意識を表現した写真集です。
''道連れ”の学徒として若き横尾忠則氏も登場、楯の会1周年パレードの写真なども掲載されています。
日本版刊行が実現しなかった''曰く付き''の写真集で、大変貴重なお品です。
(現実に起きた自決事件を考えれば、日本で発刊できなかったことは、已むを得なかったものと思います)
三島ファンのかた、興味あるかたにお譲りできましたら幸いです。