東独RFT ビンテージバスレフ型システム B2410 ペア

【1】概要： ・東ドイツのRFTが1970～80年代に製造販売していたブックシェルフシステム、B2410のペアです。 ・採用されているユニット＝L2302はスタジオモニターなどに多用されていた13cmフルレンジの傑作です。 ・エンクロージャーはがっちりした構造のバスレフです。 ・長いポートを有しており低音再生能力を向上させています。 ・音は定評があり、シングルユニットの特長を最大限発揮したものです。 ・小さなエンクロージャーからは想像できない豊かな低音が出てきます。 ・高音もサブコーンにより良く出てきます。 ・ボーカルなどに特に相性が良いようですが、JAZZ、クラシック全般を高い質で再生していると思います。 【2】ユニット ・型式：RFT L2302 ・インピーダンス：４オーム ・定格入力：6VA ・口径：130mm ・コーン：超軽量ダブルコーン ・状態：サブコーンに修正跡とヨレがあります。 【3】エンクロージャー ・RFTオリジナルです。 ・型式：バスレフ ・サイズ：幅＝180㎜、高さ＝250㎜、奥行き＝205㎜ ・前面ネット：金属メッシュのネット(ややサビあり） ・製造ロットが異なるらしくバッフルの色がやや異なりますが同じ型式のシステムです。 ・状態：天地側面はゼブラウッドの突板で再仕上。その他傷や剥がれがあります。画像で十分チェックください。 【4】音 ・以下は主観ですのでご承知おきください。 ・最初に「ヘレンメリルウィズクリフォードブラウン」を聴きました。 ・ヘレンのハスキーボイスの再現が素晴らしい！ ・ブラウンの輝かしいトランペットも目の前で吹いているような実在感があります。 ・クラシックの小編成、大編成もうまく再現しました。 ・一般的な130mmフルレンジユニットの概念を覆すスケールの大きな再生が可能なシステムといえるかもしれません。 【6】ほか ・スタンドは含みません。 ・ブログ https://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html ・新刊「欧州ビンテージ小型 スピーカーは何故音が良いのか？」 https://geo80002002.livedoor.blog/archives/37555949.html